色々あった人生を笑って過ごすことにしました♪
音楽をブログで語ってきて、ふっと思い出したことがありました。
今日は、それを書きたいと思います。
シンセに撃ち抜かれた日|YMOと未来の音
目次
YMO「RYDEEN」との衝撃的な出会い
チャンチャンチャーン、タララタッタララッタターン♪
あのイントロが流れると、今でも胸の奥が少しだけ走り出します。
YMO「RYDEEN」。
1970年代の終わりから80年代のはじまり。 シンセサイザーという新しい音が、街にあふれ始めた頃でした。
高校生だったあのころの私は、正直、無気力でした。
毎日はなんとなく過ぎていく。特別な夢があるわけでもなく、 未来の自分を具体的に思い描くこともできない。 ただ時間だけが、静かに流れていました。
そんな私の耳に飛び込んできたのが、あの未来のような音。
ギターでもピアノでもない、電子的で少し冷たい響き。 それなのに不思議と温度があり、きらめいている。
自分は立ち止まっているのに、 音だけが前へ前へと進んでいく。
その疾走感に、私は撃ち抜かれました。
ラジオから流れたシンセサウンドの時代
やがて街には、透明なシンセの音が広がっていきました。
寮でよく聴いていたラジオからは、
A-ha「Take On Me」、Eurythmics「Sweet Dreams」、 Frankie Goes to Hollywood「Relax」などが流れてきます。
どれも都会的で、少し大人びていて、 今いる場所とは違う世界の匂いがしました。
さらに、ガゼボ「I Like Chopin」や 小林麻美「雨音はショパンの調べ」。
あの透明で切ない音色は、 無気力だった高校生の心に静かに染み込んでいきました。
何も変わらない毎日のようでいて、 音だけは確実に、未来へ向かって進んでいたのです。
大学時代、ディスコで踊った夜
そして大学生になった頃。
Human League「Don’t You Want Me」。
あのイントロが流れた瞬間、今度は身体が動きました。
ディスコのネオン。少し汗ばんだ空気。 重低音の振動に包まれながら、 私はフロアの真ん中で踊っていました。(笑)
未来はまだ何も決まっていなかったけれど、 あの瞬間だけは確かに、時代の真ん中にいた気がします。
未来は音から始まっていた
YMOのすごさは、ただ“新しかった”ことではない。 最先端でありながら、どこかユーモラスで、 実験的なのに肩の力が抜けている。
完璧に計算された打ち込みの音。 無機質にも聴こえる電子音。 それなのに、どこか洒落ていて、どこか可笑しい。
「君に、胸キュン。」で見せたあの軽やかさ。 あれほどクールな3人が、あえてポップに振り切る。 真面目にふざけるという、美学。
未来は、難しい顔をしてやって来るものだと思っていた。
でもYMOは教えてくれました。 未来はもっと自由で、もっと遊べるものだと。
シンセサイザーは冷たい機械の音のはずなのに、 あの3人の手にかかると、 不思議と人間味を帯びる。
止まっていると思っていた私の時間も、 きっとあの音の中で、静かに動き出していたのだと思います。
「RYDEEN」のイントロが鳴るたびに、 あの頃の空気と、少し背伸びをしていた自分がよみがえる。
未来は、いつも音から始まる。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました♪
えむでした🙋♀️

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